私はとあるメガファームにて養豚に従事している。
入社してから半年が経過した。
そして今日は獣魂祭というものが農場内で開催された。
今回はこのテーマについて記述したい。
獣魂祭とは?
JAとまこまい広域によれば
獣魂祭とは、人のために犠牲になって死んでいった動物たちの御霊みたまを慰め、人に祟ることなく安らかに過ごせるようにご祈念することを言い、人の食料となったり、薬品開発等の実験用となったり、その他人々の生活向上のために犠牲になってくれた動物を慰霊なさめるために執り行われます。
だそうです。
つまり、人間の食料のために命をいただいた家畜の霊たちに対して感謝とお祈りを捧げる儀式のことを指すのですね。
うちの農場では
私の勤務する農場では日中の勤務をひとしきり終えてからの開催であった。
通常であれば17時前に終了する業務を
15:30頃に終える。
そして一同、慰霊碑の前に集まる。
参列者の中には
本社の社長や、取締役の方、取引先の方や、工事に入る業者さんたちまで様々な人が参列していた。
そうこうしている間に
神主さんが登場した。
全員帽子をとり、
代表者が次々とお祈りを捧げる。
ほんの30分ほどで終了した。
お祈りの後のBBQ
うちの農場では恒例行事らしいが
獣魂祭の後、参列者全員で裏庭に集まりBBQをするのだ。
私はこの時間を最も恐れていた。
式自体には参加する意思があった。
しかしBBQは関係ないだろう。
フレキシタリアンの心
私は厳密にはフレキシタリアンだ。
Vegewellによれば
フレキシタリアンとは、フレキシブル+ ベジタリアンからなる造語です。
直訳すると「柔軟な菜食主義者」。2003年度の米国方言・通用語協会で、役に立つ言葉賞に選ばれた言葉です。日本でいう流行語大賞を受賞した言葉といった感じです。
フレキシタリアンは食事方法の1つです。基本はベジタリアンですが、食事に対して柔軟な選択ができます。例えば、家では菜食だけど外食する時は焼肉もお寿司も食べます!というのがフレキシタリアンです。
実際私は基本的に肉を食べない。
詳細は別の記事に譲るとして、とにかく食べなくて済むのなら食べたくないのだ。
しかし、菜食主義が未だ物珍しがられ、変人扱いされる日本社会では
頑なに肉を食べないことを貫くことが難しい。
その当事者にしか分からない「空気」を感じるんだ。
自分の信念よりも
目の前の人間を優先してしまう。
相手にいかに気を遣わせないか
そんなことばかり考えて
結局、自分の味方は自分自身
結論から言うと
私はBBQ開始直後に逃走した。
「調子が悪いので、先に上がります」と伝え、
なるべく気づかれないようにそそくさとその場を離れた。
事務所に戻ると、照明はオフで窓から柔らかい西陽が差し込んでいた。
外から賑やかな声が聞こえてくる。
なんだか、1人になって
ものすごく心が安心した。
やっと息が吸えたような。
肺の中に、やっと空気を送り込めたような感覚だった。
獣魂祭✖️ベジタリアンADHD その②へ続く….

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