この世には様々な人がいます。
誰1人として同じ人など存在せず
一人一人が異なる感性、価値観、視点を持ち
異なる生い立ちを持って
持って生まれた個性とともに生きていく。
その中で他者との衝突、今いる場所への息苦しさ、
自分の人生への漠然とした不安や脱力感など
様々な問題に直面します。
その理由の一つが、
自分という人間とその環境との摩擦にあると考えます。
自分がその環境を手放し
新たな環境へと歩み始める時
自分の内面も、
環境も、
見える景色も
価値観も変わる。
そして世界を変える力すら持つことができる。
今回は環境を変えることで人生も変わることを独自の視点で解説していきます。
そもそも今あなたがいる場所であなたは幸せか

あなたは今幸せですか?
毎日目まぐるしく過ぎていく日々の中で、
自分の持つ仕事にやりがいを感じていますか
あなたの周りの友人や知人、そして家族や恋人を愛していますか?
もしも答えがNOなら
それはどうしてでしょうか
あなたはなぜ今いる場所で心から幸せを感じることができないのでしょうか

それはその環境においてあなたの価値が十分に認められておらず
それゆえに周囲の人々から感謝の言葉や愛情表現を受け取ることが少ない、あるいは全くない。
あなたが生きていることに対しての充実感や将来への活力が
なかなか感じられないのではないでしょうか
自分の問題?あなたが行動しなければ始まらない

感謝や愛情、Give&Takeの考えで言えば
自らが率先してGiver つまり「与える人」となることで
他者からも「受け取ることができる」でしょう。
自ら何も行動を起こさずに、
周囲の人々に対して「どうして○○してくれないんだ!」と考えているのであれば、
それは勘違いもいいところ。
冷たい言い方になりますが、甘ったれんな、というのが正直なところ。
そうではなく、まずは自分が苦痛にならない位程度で
相手のためになんでもいい、どんなに小さなことでもいいから与えてあげる
それは相手を労う「言葉」でもいい、
挨拶する時の「笑顔」でもいい。
特別なプレゼントやサポートでなくても、
日常の中で「与える」チャンスはいくらでもあるのだ。
他者の問題?あなたのGiveが活かされないのであれば

あなたが既にGiverとしての精神を持ち
自分にできることを日常的にやっている
それなのに毎日に充実感を感じることができない
幸せではないと感じるのであれば
それはあなたと、あなたが今いる場所が「あっていない」からでしょう。
具体的には、
あなたが与えるばかりで、
あなたの周囲の人々やキャリアを含め、あなたのいる環境はあなたに「お返し」をしないのです。
つまりあなたのGive行為は一方通行状態で
循環していない
そのためあなたが吸い取られる側で消耗していく一方なのです。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか
あなたがGiveするもの、相手が求めるもの
大前提として人は皆違う存在です。
異なる完成か価値観、性質を持ってこの世に生まれてきました。
そして人の数だけ生き方があります。
生きること、その為には行動する。
生きる上で必要なものは、現代社会で言えばお金を十分にもち
必要なものを手に入れる、一緒にいることでポジティブな気持ちになれる人々と共に行動する
未来への活力を感じる、そのために将来につながることを今行う…
人の数だけ生き方があると言いましたが
それぞれの生き方によって
その人が人生において必要とするものも異なります。
幸せの形は人の数だけ存在する

ある人にとっては抽象的で詩的なものが人生に安らぎを与え、なくてはならないもの
またある人にとっては定量的で、論理的、これまでに証明されてきた事実と数字に安心感を覚える人もいます。
そのどちらが正しいとか、優劣なんて基準はありません。
人は自分と同じ考えの人とチームを組み、
さらに自分と同じ考えの人がもっと幸せになれるようにできることをするのです。
自分の幸せの基準は他者に強制するものではありません。
なぜなら前述の通り、
個々の幸せに優劣も正誤も存在しないのですから。
最も大事なことは
あなたが心から幸せを感じているのかどうかです。
自分と環境とのズレの正体

ここまで幸せ、求めるものは人の数だけ存在することを解説していきました。
そしてあなたが今幸せではないとして
その正体はあなたの幸せとあなたが今いる場所の幸せのベクトルが異なるものだからではないでしょうか。
具体的には、
相手を幸せにすることができるだろうと、あなたが良かれと思ってやったことが
実際にはその環境にとっては求めていないものであった場合、
あなたが与えたものに「価値」が生まれません。
価値は自分1人で決めることはできず
それを他人が評価して初めて生まれるのです。
面白いのは
事実一つに対して
様々な評価が下され、価値が与えられるという点です。
例えば、人間関係を具体例に考えてみましょう。
今の恋人A子ちゃんは、アウトドアや料理が大好き。
さらに自分の良いところ、尊敬しているところを事細かく説明し、
いつ会っても笑顔を絶やさず感謝してくれる。
元カノのB美さんは都会女子、動物や虫が大の苦手。
キラキラ都会のど真ん中で毎週ショッピングしたい。
料理するくらいならキラキラレストランで外食したい。

仮にあなたが人混みは苦手で自然が大好き、外食するより自炊が好きな人だとしよう。
きっとあなたはB美さんと付き合っていた頃よりも
A子ちゃんと付きあっている今、幸せでしょう。
それはあなたの幸せの種類とB子ちゃんの幸せの種類が同じであるからです。
一方でB美さんの幸せは別の種類。
あなたはB美さんのことを好きだけれど
彼女の求めることを与えるには自分をかなりすり減らさなければいけない
なぜならあなたが与えるものは、
あなたの幸せとは異なる種類のものだからだ。
自分の幸せとは異なる幸せを求める相手を幸せにする為には
自分の幸せのフィールドから出て
相手の欲しいものを手に入れなければいけない。
その過程であなたはすり減ってしまうのだ。
では、あなたと他者との幸せは両立不可能なのだろうか?
解決策:同じ種類の幸せを持つ人の集う場所へ歩んでいく

あなたの幸せと他者の幸せは両立可能だ。
そしてその為には
あなたがあなたの幸せと同じ幸せを持つ人々の集う場所に向かう必要がある。
あなたがされて嬉しいことを
同じように嬉しいと感じる人は必ずいる
この広い世界で、
あなたと同じ価値観、感覚を持つ人々は必ず存在している。
そしてあなたの持つ個性で彼らを幸せにすることができる。
あなたが彼らに与えるものは
仮にお金を払ってでも欲しいものかもしれない。
そうしたらあなたは周りを幸せにしながら
それを自分が生活していくための生業にすることもできる。
仕事の本質とも言えるのではないか。

仕事は自分だからこそできること、その持って生まれた個性を存分に生かして
誰かを、
具体的には自分の同士たちを
幸せにする行為のことを指すのではないだろうか。
あなたがあなただけの個性を生かして、
誰かを幸せにし、
感謝され、必要とされる。
その中であなたの価値が認められることで、
あなたの自己肯定感が上がる。
そしてそれが日々の生活への充実感や将来への活力、生きる原動力となる。
まとめると、
あなたがあなたの価値を認められる場所に動き出すことで
全ての問題は解決するのだ。
まとめ

今回はあなたの価値が認められる場所で生きていくことのすすめを解説していきました。
あなたの幸せと同じ種類の幸せを持つ人々の集う場所に行き、
自分の個性を存分に生かして、そこで出会った人々を幸せにしていけば
あなたの価値は認められ
あなた自身も周りの人たちも幸せにすることができることが分かりました。
今回、最後までこの長い記事を読んでくださった
1人でも多くの読者の皆様が
一度立ち止まって
自分の幸せの形を考え、気づき
自分の目指す場所へ歩み始め、
幸せな日々を送ることを願います。
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