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マンガには様々なジャンルがあり、
いろいろな世界を見せてくれます。
主人公に感情移入したり、
元気をもらったり。
きっと多くの人が幼少期から漫画に親しんできたでしょう。
そこから自分でも漫画を描いてみたいと持った人も少なくないのではないでしょうか。
マンガ大国と言われる日本には、
漫画家になるために漫画の基礎を専門的に学べる学校も少なくありません。
今回は都内にある漫画の専門学校を4つ紹介していきます。
総合学園ヒューマンアカデミー
初年度納入金: 2025年度納入金 122万円
(※入学金、1年次学費の合計。別途、施設・教材・実習・諸費用が必要)
年限: 2年制(3年制コースあり)
産官学協同で業界最先端の授業を行っている専門学校です。
生徒の理解度を高めるために少人数制を採用しているのが特徴で、
一人ひとりに合わせた高品質な指導に定評があります。
マンガの技術を学べるヒューマンアカデミーマンガカレッジでは、
「マンガ専攻」「コミックイラスト専攻」の2つのコースのほか、
大学卒業資格を取れる「マンガ大学部」、
時間を絞って通いたい人向けの「夜間・週末講座」、
通学日数を選べる「通信制高校」といったコースも設定されています。
現役の漫画家・イラストレーター・編集者から講義を受けられるのが特徴で、
基礎画力をはじめとして、現場で求められる技術、ビジネス視点でのマンガ論など、
実践レベルのスキルを身につけることができます。
アミューズメントメディア総合学院
初年度納入金: 2025年度納入金(予定) 138万円
(その他、教材費等が別途必要)
年限: 2年制
ゲーム・イラスト・マンガ・ノベルス・声優など、
それぞれの業界で活躍するプロフェッショナルを育成する専門学校です。
マンガの描き方を学べる「マンガ学科」の強みとして、
在学デビューに特化したカリキュラムが挙げられます。
プロ漫画家から直接指導が受けられる「プロット・ネーム個別指導」、
大手出版社の編集者が来校する「編集部批評会」、
デビューが約束される「産学共同カリキュラム」を柱として、
プロに求められる技術や考え方などを学ぶことができます。
また確かなデビューのためにマンガのスキルを総合的に学ぶ「マンガ家コース」、
イラストのプロフェッショナルと協力して作品を作り上げる「マンガ原作コース」、
そしてイラストに専念できる「マンガイラストコース」
といった3つの選択制コースが採用されています。
日本デザイナー学院
初年度納入金: 2025年度納入金(予定) 129万円
(その他、教材費・画材費などが別途必要です)
年限:2年制(昼)
1965年に設立されたデザイン専門学校です。
漫画教育においては50年以上もの実績を誇る名門として知られています。
漫画教育のノウハウ量は業界でも随一で、
初心者からでもプロを目指せる環境が魅力です。
マンガ制作に必要な基礎技術をはじめ、
マンガやライトノベルをより魅力的にするキャラクターづくり、
読者を引きつけるストーリーづくり、
見やすいコマ割りなど、
漫画家に必要なテクニックをしっかりと学ぶことができます。
またプロの編集者による作品講評会も随時行われています。
デビューのための実践的なアドバイスをもらえるため、
在学デビューを目指すことも可能です。
専門学校デジタルアーツ東京
初年度納入金: 2025年度納入金 136万円
(入学金含む ※教科書・教材費別途必要)
年限: 2年制
近年「アニメ・マンガの聖地」として脚光を浴びる池袋の専門学校です。
授業は、1クラス15~25名の少人数指導。
「声をかけ」「目をかけ」「手をかける」をスローガンに、
一人ひとりの個性に合わせて、きめこまかな指導をされています。
イラスト・マンガ学科マンガコースでは現役マンガ家の指導のもと、
作品の世界観やキャラクター設定時のアイディアの出し方から
マンガを描くうえでのルール、独特の表現技法等、
マンガづくりのすべてを実践的な内容で学べます。
CLIP STUDIO PAINT等を使用したデジタルマンガ制作の技術を習得できるのも特長です。
講師による持ち込みや投稿のアドバイス等のフォローアップや
マンガ雑誌の編集部を招き開催する学校独自の「編集部批評会」等、
デビューに向けてのサポート体制も充実しています。
一人ひとりを大切に個性を大切に指導する学校なので、
ジャンルは問わずオリジナリティあふれるマンガをつくりたい人におすすめです。
まとめ
独学で漫画家デビューした人も少なくないものの、
すべてを独学で習得するのはハードルが高く、また一人で得る情報には限界があります。
専門学校に通うネックは莫大な学費ですが、
漫画家に必要なスキルをその道のプロから直接学ぶことができるだけでなく、
同じ夢を持つ仲間と刺激し合うことでモチベーションを維持したり
新たな発見をして作品に生かすことができるなど、
様々なメリットのある場所です。
本気で漫画家を目指しているという人は、
必ずこの道で成功してリターンを得ると決意した上で、
自己投資として専門学校入学を選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
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