職場でミスをしてしまったり、叱られたり、
たまたま不機嫌だった同僚や取引先の人からきつい態度を取られたり…
自分の心を揺らしてしまう場面は少なくありません。
そんな時、動揺して涙が溢れそうしなってしまった経験、みなさんもあるのではないでしょうか。
止まって欲しい時に限って無情にも溢れそうになる涙
筆者にもそんな経験が多々ありました。
今回はそんなピンチの対処法をご紹介していきます
なぜ涙が溢れるのか
キツイ態度を取られたり、
ショックな言葉を投げかけられる他にも、
普段ならどうってことないことでも、
その時に限って涙が溢れてしまうこともあります。
前者に関しては、
そうした状況に対しての耐性がついていないことが一因と考えられます。
自分の中で、目の前で起きていることから発生した自分の感情を
処理しきれなかったことから、
その感情を発散する手段の一つとして「泣く」という行動が引き起こされたのではないでしょうか。
一方で後者に関しては、
通常時であれば処理し切れることが、何かしらの原因でできない状態になっています。
この場合、「泣く」直前に起きたことが、その引き金かもしれません。
ですが、その涙の理由自体は、それまでに自分の中に蓄積されてきたストレスだと考えられます。
本当は日々辛いと思いつつ、
そんな自分の感情を押し込めて頑張りすぎていませんでしたか?
「まだやれる」と自分に言い聞かせて、
本当はしんどいという自分の心のSOSをおざなりにしていませんでしたか?
後者が涙の原因だった場合、
これからの生活習慣を見直していく必要があるかもしれません。
対策1:動揺している自分を客観的に見る
目の前の相手が自分に対して怒っている、
理不尽なことを言われて傷ついた。
そんな場面に直面したら、動揺するのは人間として当然のことです。
ですが、その状況をストレートに受け取らずに、
一歩引いた視点で見てみましょう。
どういうことかというと、
相手、あるいは周囲の人と自分を全てまとめて俯瞰するのです。
その状況があるというのは紛れもない事実です。
ですが、その状況に対して意味づけをするのは自分自身です。
例えば、コメディ映画を想像してください。
主人公たちにしてみれば死活問題なドタバタ劇が繰り広げられますが、
観客はこの映画を楽しめますよね?
それはこの映画がコメディ映画だと理解して見ているからです。
観客の頭の中ではこれがコメディのジャンルだと認識されているため、
あらゆるシーンで笑いどころをキャッチすることができるのです。
現実世界でもそうです。
あまり無い状況かもしれませんが、
激昂している上司がいるとしましょう。
これをあなたの好きなコメディ映画に置き換えてみたら
少し気楽になりませんか?
対策2:聞いている「フリ」をして、別のことを考える
相手の攻撃をストレートに受け取れば大打撃を受けます。
ショックを最小限に抑える方法は、
相手の攻撃をストレートに受け取らないことです。
そのためのコツは、
相手の話を聞いているようで、聞かないことです。
勿論、真剣な態度を見せることは大事です。
あからさまに遠い目をして、ポカーンとしては
相手の怒りを増幅させる可能性があります。
大事なのはその瞬間を切り抜けるために、
自分の中では真に受けないことです。
ただでさえ、あなたは動揺しています。
一歩間違えれば、感情の波が大きくなり
涙の洪水を引き起こしかねません。
そうならないためには、
とにかく意識を別に移すことが大事なのです。
対策3:脳内コントを開催する
笑いは世界を救います。
辛い状況の時は
積極的に笑いに転換できるネタを探しましょう。
それは簡単なことではありませんが、
なんでも笑いのネタに変える力を持っていれば
きつい状況でもくぐり抜けられるでしょう。
そのスキルを身につけるために、
日常的に、小さなことから笑いに転換する癖をつけていきましょう。
ポイントは、自分が面白いと思うことならなんでもアリだということです。
一般的に面白くないとされることでも
あなたがそれを面白いと思うのであれば
どんどん採用していきましょう。
鼻水が止まらない!気づかれずにかむ方法
泣きそうな時、涙が溢れそうになるのと同時に起こる症状が
鼻水が出る。
この現象なんなんですかね。
涙は瞬きでなんとかできるかもしれませんが、
伝ってくる鼻水は、どうしようもないですよね。
鼻を啜ったり、かんだりして結局相手に異変を察知されてしまうという…。
こんな時の対策としては以下のようなものが挙げられます。
上を向く
目、鼻、喉は繋がっています。
そのため、上を向けば涙は外に出ることなく、喉を伝っていくでしょう。
が、何もないのに上を向き続けていると不自然なので、
あくまで何か探したり、物を取ろうとしている風を装って
上を向く体制にすることがポイントです。
水を流しながら鼻を啜る
次に、鼻を啜る方法に関しては、何かの雑音を立てながらその音に紛れて行うのがおすすめです。
特に、水を流す音、掃除機などの機械音、新聞紙やビニールをくしゃくしゃにする音など、
やかましい系の音と鼻を啜る音は似ているので
うまくカモフラージュできますよ。
くしゃみと同時に出す
最後にくしゃみと同時に出すという技です。
先に紹介した2つの方法はあくまで時間稼ぎ的な方法です。
1発出し切った方が鼻水が垂れてくる心配は減ります。
その出し方ですが、
あからさまにズルズルと控えめに鼻をかむのはNGです。
泣いているのがバレないようにするためには、
鼻がムズムズしてて辛いアピールが重要です。
そのために、
一度フェイクくしゃみをして見ましょう。
そして1度目は出なかった風を装い、
すかさずティッシュやハンカチを鼻に添えてください。
2度目のくしゃみ(のフリ)で一気に鼻水を出してください。
一度盛大なくしゃみ(のフリ)をすれば
その後出切らなかった鼻水をズルズルかもうと、
泣いている風には見えません。
あくまでくしゃみで出切らなかった鼻水をかんでいる人風を装うことができます。
まとめ
今回は職場で泣きそうになってしまった時の対処法をご紹介してきました。
状況をポジティブに捉えたり、
うまくかわす力が大事です。
ですが、泣くこと自体は我慢し過ぎなくてもいいのです。
本当に辛い時は、
いくらでも泣いても大丈夫です。
物事は良くも悪くも、ずっと同じままなんてありえないんですから。
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