アライバルビザとは?バングラデシュでの取得方法まで解説

海外雑記

VOAとは何か?

Visa on arrival – VOAの略で、文字通り現地到着時に空港で取得するビザのことを指します。通常アライバルビザと呼ばれます。

ビザをしたいが大使館まで気軽に行ける距離に住んでいない、あるいは今から申請しても渡航までにビザの発行が間に合わないという人にとっての最終手段でもあります。

申請に必要なもの

1:フライトチケット。

※私の場合はeチケットのお客様控のコピーで受理されました。

2:ホテルの予約控えのコピー。

:受付カウンターに設置されているArrival Card(入国カード)

ご親切に記入台やペンはないので、カウンターの端で自分のペンを使用して記入します。

VOA取得の流れ

1:上記の書類3点を持ってカウンターの職員さんに提出します

2:職員が入国の目的、身分の2点の質問に答えます

例:tourism,/ sightseeingなど。

3:確認が取れたのち、各受付カウンター右側に設置されている小型カメラで写真撮影を行います

職員から「Camera, smile」と言われ、撮影が終わるとパスポートを返却されます。

パスポートにはVOAの赤いスタンプと職員による手書きの数字が記入されています。

これを受け取ってVOAの取得は完了です

そのままImmigrationに向かってください。

また確認が取れたのち、提出した用紙はいずれも返ってこないため注意してください。

私は帰国便に乗るため再びDhaka空港に入る際、搭乗便のeチケットお客さま控えのコピーの提示を求められました。

予備で2枚印刷していたためすぐに提示できたものの、1枚しか用意していなければ咄嗟に提示することができなかったでしょう。

Dhaka空港内の状況【到着ゲート】

私がDhaka空港に到着したのは、2/25日曜日のお昼12:30ごろです。

高い人口密度を誇るバングラデシュというイメージから空港内もさぞ混沌としていることだろうと覚悟しつつ、ゲートを出ましたが、予想は一変。

なんと普通の空港でしょう。

人もそれほど多いというわけでもなく、怒号が飛び交うわけでもありませんでした

出発地の関西空港や乗り継ぎで利用したタイのスワンナプーム国際空港のような近代的な雰囲気ではないものの、全く普通の空港でした。

Dhaka空港内の状況【アライバルビザカウンター】

到着便のフロアは2階です。そこからImmigrationの標識に従い数分間歩くと、右手にエスカレーターが見つかります。

そこからで一階へ降りてすぐ右手にVOAカウンターがあります

長いカウンターには男性の職員3人が座っており、各列に並ぶ申請者に対応していました。

それぞれ4、5名ほど並んでいましたが、どこに並んでもスピードに差はなさそうでした

列の進行スピードは職員の作業速度というよりも、旅行者の国籍、入国の目的によって異なるという印象を受けました。

私の前に並んでいたアメリカ人親子は何やら手続きに手間取っており、繋いでいた電話を直接職員に渡して相談していました。

一体何を話していたのか気になります。

またビジネス目的と答えた人は観光目的と答えた人よりも待ち時間が長かったと感じました

他の列に並んでいた日本人らしき男性はビジネス目的のようで、いくつか書類を渡していました。

特に他の旅行者よりも質問されていたというわけでもありませんでしたが、単純に職員からのOKサインが出るまでに時間がかかっていました

きっと何かと確認作業で時間がかかるのでしょう。

そのほかの注意

日本パスポートの所有者はVOAの取得の際に料金はかかりません

VOAカウンターの左手には〈money exchange〉すなわち両替所があります。

日本人以外の旅行者はここでVOAの申請料金を支払ったのちにカウンターに並びます。

初めてVOAを取得した筆者は他の旅行者から「あそこで先に料金を支払ってから出ないとこのカウンターには並べないのよ」というアドバイスを受け取り、両替所に並びました。

やっと自分の番になり料金を支払おうとしたところ、私のパスポートをみるや職員から「Japanese, no need to pay」と言われました

行列がさほど苦ではない私も少し心が折れかけました。

皆さんは入国カードを記入したのち、他の旅行者がMoney exchangeへ向かってもストレートにVOAカウンターに向かってくださいね。

まとめ

VOAの取得には1: eチケットのお客様控のコピー、2:宿泊先の予約控えのコピー、3: 記入済みのArrival Card(入国カード)の3点が必要です。

提示した3点の書類はいずれも返却されませんので、心配な方は予備を持参していきましょう。

また日本人は料金を支払う必要はないので、そのままカウンターの列に並んでくださいね。

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